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#NPOxIT は仕事になるのか? 第10回定例NPOxIT Meetup【イベントレポート】

NPO分野におけるWebマーケターとしてゲスト登壇

NPO分野におけるWebマーケターとしてゲスト登壇

ソーシャルセクターのテクノロジー活用に関する NPOxIT Meetup。第10回目の記念すべき回のテーマは「NPOで活躍するWebマーケター」ということで、ゲスト登壇させていただきました!

年末のお忙しい時期にも関わらず、多くの方々にご参加いただいてとても嬉しかったのですが、なんとさらに! 企画・運営メンバーの一員であり、Web系エンジニアとして働きながら、地域型プロボノとしてNPOとITをつなげる活動に取り組む斎藤 百合恵さんがイベントレポートを書いてくれました。かなりの大作記事!

  • NPOとの接点を持ったきっかけって?
  • 企業との仕事とNPO支援の仕事の違いは?
  • 仕事のスタイルは変わった?
  • プロボノが本業を圧迫するのでは? プロボノと本業の切り分けについて
  • 気になるNPOxITの仕事のやり方。契約形態は? 見積は? 価格帯は?
  • NPOxITは食えるのか?
  • スキルの専門性と幅のバランスについて
  • NPOxITはハイリテラシーな人のものか?
  • ハイリテラシーとトラディッショナル、やっていて楽しい仕事はどっち?
  • NPOにどう営業するの?
  • 長期的なプランについて教えて!

などのトピックスに関して、一緒に登壇したのは株式会社PubliCo コンサルタントの堤 大介さんです。寄稿記事としてアップしますので、ご興味をお持ちいただける方はぜひ。(加藤 たけし)

<今回登壇させていただいた「第10回定例NPOxIT Meetup」の詳細>
#NPOxITは仕事になるのか? NPOで活躍するWebマーケターが登場!­ – 第10回定例NPOxIT Meetup

 


2016年12月22日、「#NPOxITは仕事になるのか? NPOで活躍するWebマーケターが登場!」と題し、NPO支援を仕事にしているWebマーケター、PubliCo 堤大介さんとループス・コミュニケーションズ 加藤たけしさんを囲んで、第10回 東京NPOxIT Meetupが開催されました!

年の瀬にも関わらず「NPOxITのキャリア」に関心のある・実践している25名が会場に集まり、関心の高さが伺えました。

NPOxITは仕事になるのか? 第10回定例NPOxIT Meetup

参加者の方々はNPOやNGO、ソーシャルセクターで働いている方が半分、企業で働いている方が半分。どちらにも属する方、越境した仕事をしている方が2,3名。ご自身がWebマーケターだったり、Webマーケに興味のある方は若干名…という構成でした。

まずは加藤さん・堤さんからご自分のバックグラウンドやお仕事の概要をご紹介いただいた後、聞き手にNPOサポートセンター 笠原孝弘さんを迎え、参加者を交えたクロストークを行い、NPO支援の仕事、NPOxITなキャリアについて意見交換を行いました。

本記事では、クロストークで濃密なコンテンツをお届けします!

Webマーケター、企業・行政・市民活動の垣根を越えて活動するトライセクター人材として様々な活動を重ねていらっしゃる加藤たけしさん

■ 加藤 たけしさん

ソーシャルメディアのビジネス活用コンサルティングを手がける株式会社ループス・コミュニケーションズ在籍。革新的な事業に対して資金提供と経営支援を行うNPO法人ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京)、「働き方と組織の未来」ダイアローグなどの活動に取り組むとともに、NPO、マーケティング、コミュニティデザイン、新しいワークスタイルに関連する講演や執筆を行っている。准認定ファンドレイザー。

これまでのキャリアをどう重ねてきたのか、人生の転機となるメンターやNPOとの出会いについて

Webマーケター、企業・行政・市民活動の垣根を越えて活動するトライセクター人材として様々な活動を重ねていらっしゃる加藤たけしさんは、「好きこそものの上手なれ」をモットーとする会社に所属し、ご自分の活動を本業と両立しながら広げてきました。

これまでのキャリアをどう重ねてきたのか、人生の転機となるメンターやNPOとの出会いについてご紹介いただきました。

2016年5月よりPubliCoに勤務している堤 大介さん

■ 堤 大介さん

筑波大学第一学群社会学類卒。卒業後、2010年に楽天株式会社に新卒入社。新規事業開発系部門にて広告企画、マーケティング、webディレクション、事業開発などに従事し6年間勤務。2011年よりプロボノとして復数のNPOの支援を行い、2015年NPOへのITプロボノ支援NPO Make it Betterの立ち上げに参画し理事・共同代表を務めている。2016年5月よりPubliCoに勤務。

NPOxITのキャリアに至るまでの歩み

学生時代は児童養護のボランティア活動に取り組んできた堤大介さん。「NPOの世界で活かせる武器を身に付けよう」と思い、インターネット業界への就職を決められました。

社会人2年目から、寄付プラットフォームのi-kifu、 子どもの貧困問題に取り組む3keys等でプロボノ活動に取り組みました。専門的な技術よりも学生時代の経験や社会人として当たり前のソフトスキルを活かした活動だったそうです。

NPOxITのキャリアに至るまでの歩み2

学生時代に「NPOか企業か」を軸にご自分の進路を考えたり、社会人1年目の頃にプロボノ活動を通して本業の仕事の楽しさに気付いたり、NPOxITのキャリアに至るまでの歩みについてご紹介いただきました。

NPOxITなWebマーケターがNPO支援の仕事についてクロストーク!

トライセクターのキャリアを歩まれている加藤さん、ITを武器にソーシャルセクターと関わっていらっしゃる堤さん。Webマーケターのおふたりにバックグラウンドをご紹介いただいたのち、NPOサポートセンター 笠原孝弘さんを聞き役に、NPOxITなキャリアについて気になることを伺いました!

NPOとの接点を持ったきっかけって?

加藤:僕が最初に接点を持ったNPOは、途上国の教育問題に取り組むNGO団体 Room to Read でした。

プロボノを始める前からmixiのコミュニティで読書朝食会を主催していたのですが、その収益を慈善事業に寄付できないかと考え、「マイクロソフトでは出会えなかった天職」という本を読んで感銘を受けたRoom to Readに連絡を取りました。その時は図書館をつくるプロジェクトに寄付をし、合計で図書館をふたつ設立することができました。

途上国の教育問題に取り組むNGO団体 Room to Readに寄付をした時

そして、繋がりのあるNPOの人たちとランチをしながら相談に乗るような形で、少しずつプロボノ活動が始まりました。

その後、相談に乗った方が知り合いのNPOに「こんな人がいるよ」と紹介してくださり、口コミで徐々にプロボノする団体の幅が広がっておきました。案件としてNPOにしっかりと関わるようになったのは、NPO法人ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京)のパートナーになってからでしょうか。

堤:私も加藤さんと同じように、相談ベースで始まることが多いです。出会いといえば印象的だったのが、3keys代表 森山さんとの出会いはTwitterでした。

森山さんはTwitterでよく児童養護について語っていらっしゃるんですね。私自身が学生時代に児童養護の活動をしていたのもあり、 森山さんのツイートをよくリツイートしながら、思うところを呟いていました。

笠原:いつもリツイートしてくれる人、だったんですね。

堤:リツイートし続けたら森山さんが認識してくれたようです。3keysのイベントに参加したときに挨拶したら、「ああ、Twitterの人ですか!」と。他にも何人か、Twitterがきっかけになった人がいます。

笠原::へえ、意外とアリなんですね、Twitter。

企業との仕事とNPO支援の仕事の違いは?

笠原:企業向けにする仕事と、NPOとの仕事で何か違いはありますか?

加藤:最初に言っておきますと、企業よりNPOの方が仕事がやりづらいということはありません(笑) 企業とNPOではそもそも、マーケティングの目的が違います。企業の場合、商品やサービスを売るためのマーケティングが中心ですが、対してNPOの場合、寄付者獲得が主な目的というケースが多いでしょう。

また、誤解を恐れずに言えば、NPOの方が企業よりもマーケティングの難易度が高いことが多いです。一般的にNPOは企業と比べて、お金やマンパワーなど、自由に使えるリソースが少ない傾向にあります。なので、施策に徹底的に優先順位をつけて、優先順位の高い施策に限られた予算や人的リソースを集中させることが必要です。

堤:私は依頼の時点で、話をじっくり聞く必要があるかなと感じています。NPOからWebマーケティングの依頼を受けてよくよく話を聞いてみると、団体の経営戦略や広報戦略など、マーケティングの実務よりも手前の部分が課題であるということがわかる……ということがよくあるんです。

加藤:課題を特定する前に依頼が来ることは、企業でもたまにありますけどね(笑)

仕事のスタイルは変わった?

堤:NPOを仕事をするようになってから、勉強の仕方が変わりました。

企業に所属していた頃、業務で担当していたのはメールマーケティング、Webマーケティングの中の本当に一部の領域だけでした。なのでリスティング広告など、自分が取り組んだことのないWebマーケティングの手法が必要になったら、その時々で勉強してから取り組んでいます。

おかげで企業にいた時よりも、Webマーケティングという分野全体に対する知見が磨かれた実感があります。

プロボノが本業を圧迫するのでは?プロボノと本業の切り分けについて

参加者:無償でNPOを支援するプロボノベースの活動が広がっていくと、本業を圧迫するのでは? おふたりが無償のプロボノとしてNPOにアプローチすることもあると思いますが、どのように本業と棲み分けているんでしょうか。

笠原:現在、主流なプロボノ活動はプロジェクト型で、半年や1年でゴールの期限が切られていることが多いです。プロジェクト終了のタイミングでプロボノから業務委託に切り替えるような形でしょうか。
NPO支援の事業者が初回は無償のトライアルを実施する場合でも、期限を迎えた時に終了するか、継続する場合はその時点からコンサルティングフィーが発生するような形が一般的です。

加藤:僕はプロボノベースの活動を広げていった結果、個人としても仕事のお声がけをいただけるようにもなりました。業務委託として依頼をいただいた案件は、プロボノとは区別して有償の副業として取り組んでいます。

形態はミーティング1〜2時間のスポットコンサルや定例ミーティングを通じた定期コンサル、Webマーケ関連プロジェクトのプロマネなど、様々です。講演や勉強会、ワークショップなどの講師を引き受けることもあります。

笠原:登壇ゲスト以外の方にも聞いてみたいと思います。本日、NPOのIT支援を仕事にしている株式会社カルミナの安藤昭太さんにご参加いただいています。安藤さんはいかがですか?

安藤:私は個人のミッションにフィットするなら無料でもやります。必要な稼ぎは得ながら、バランス感覚が一番難しいですが(笑)

気になるNPOxITの仕事のやり方。契約形態は?見積は?価格帯は?

堤:弊社の契約形態は 基本的には業務委託です。一般的なコンサルティング業と同じように、NDA(秘密保持契約)も締結したうえで仕事を行います。
見積は、Webマーケティングの仕事でいうと、私の前職の広告業界と同じようなフォーマットで提示しています。例えばWeb広告の運用代行であれば、工数ベースで見積を出しますね。もちろん請求書も発行します。

(注)工数:ある作業を遂行するのに必要な人数×時間のこと

笠原:価格帯についての参考に、こちらはNPO向けのSalesforce導入サポートメニューです。そこそこの値段ですが、民間の業者と比べると安い価格帯です。こちらに掲載している価格を最低料金として、案件の条件等により金額は変動します。

NPO向けのSalesforce導入サポートメニュー

(参考:Salesforce導入・活用サポートプログラム

安藤:弊社の仕事ではコンサルティングもプログラミングもやりますが、ある程度人月で見積を出しています。

弊社は団体とお仕事を始める前に、「この仕事がどれくらいの価値を出せるか?」という話を必ずします。寄付者が何人増えるのでいくらの収益増が見込める、業務時間がこれだけ削減できるのでいくらの人件費分の価値がある……と、仕事の価値を合意して、その分の価格は頂くようにしています。

NPOxITはいま業界を作っている最中です。NPOxITを食える業界にするために、適正価格を作ることを意識しています。競合にはどんどん入ってきてほしいです。弊社はNPO向けの価格帯が標準なのですが、民間向けには少し高く出します。

笠原:NPOxITの界隈で特徴的なのは、支援者側の各社で案件を持ちあうことが多いですね。仕事が来ても自社のリソースが足りず受注できない場合に、他社を紹介して仕事を請けていただくことがあります。NPO向けにIT支援をしている団体はまだまだ少なく、小さな業界なので、お互い助け合いながらやっている、という状況です。

NPOxITは食えるのか?

参加者:企業から転職して、収入はどれくらい変わりましたか?

堤:正直なところ、転職して給料は半減しました。 ですが、先ほどの話のように適正価格を作っていくことで、この業界で食える人を増やしていかなきゃいけないと思っています。

NPOxITは食えるのか?

加藤:僕は主な収入は本業の会社からもらっているので、この質問への答えは出せないのですが、副業として収入に結びつく案件はもちろん発生しています。また、成果を出すためには集中して時間をかけることも重要なので、100%ソーシャルセクターに身を置けるのは羨ましいとも思いますね。

スキルの専門性と幅のバランスについて

参加者:ご自分のスキルを育てる方針について、意識されていることはありますか?

堤:NPO向けの仕事をしていると、 専門性を高めるよりも、Webマーケティング分野に関する幅広い知見が磨かれると思っています。細かい専門スキルよりも手前の、プロジェクトのゴール設定やKPIといった話をすることも多く、スキルの幅を広げることを意識しています。

NPOxITはハイリテラシーな人のものか?

参加者:一緒に仕事をするNPOの方々は、ITの理解度が高いNPOの方が多いですか? 例えばSalesforceを利用した顧客管理のようなリテラシー高めの案件や、チラシの作り方のようなリテラシー低めの案件など仕事のレベル感は色々あると思うのですが、どういった案件を担当することが多いでしょうか。

堤:私は仕事で地方に行くことも多いのですが、半々です。地方でもWebマーケティングをすでにしっかりやっている団体と仕事をすることもありますし、反対にWebマーケよりも助成金の取り方、チラシの作り方……といった基礎的な話から始まることもあります。

安藤:私も地方に行くことも多いですが、半々です。ただ、効果が大きいのは圧倒的にトラディショナルな方々との仕事ですね。ITのリテラシーを持っていない方々にITの使い方を教えるのも私たちの仕事だと思っています。

ハイリテラシーな仕事とトラディッショナルな仕事、やっていて楽しいのはどっち?

安藤:私が楽しいのは、やはり新しいことができる団体との案件です(笑)

堤:どちらが楽しいのか、いま本気で悩んでしまいました。私は学生時代の活動が地域福祉から始まっているので、地域の方と話すことは好きなんです。地域の方にPubliCoの考え方を伝える仕事も、いま楽んでやっています。

NPOにどう営業するの?

参加者:NPOに営業をかける時、気をつけていることなどはありますか?

加藤:こちらから営業をかけていくことはありません。ソーシャルメディアやブログなどを通じてご相談いただくこともありますが、基本的には直接の知り合いか、知り合いの紹介といったところです。

堤:弊社も営業は一切していません。仕事をしている団体からのご紹介や弊社代表の繋がり、登壇したセミナーの参加者から仕事の受注に繋がることが一番多いです。あとはホームページへの問い合わせですね。

自社ホームページのコンテンツを見てPubliCoを知っていただき、仕事の受注に結びつくこともあります。今後、WebマーケティングでNPOの方々としっかり仕事をしていきたいので、自分が何をできるのかをブログで情報発信し続けることは大事だと考えています。

長期的なプランについて教えて!

加藤:今後もトライセクターの活動を発信し続け、自分自身も価値を出していくとともに、トライセクター人材をどんどん増やしていけるといいなと思っています。社会課題を解決するためには、全てのセクターの知見を集結させることが必要になってきている一方、NPOや企業・行政のセクターを超えて活動する人材不足を痛感しているので…

堤:永続的に社会課題を解決していく流れを作ることが目標です。 社会が壊れていくスピードがどんどん早くなっているように感じています。社会課題解決に力を注ぐ人を増やしていくために、まずはNPOxITを参入できる市場にしていきたいと思っています。

NPO支援の現場で働く方々とのリアルな話をたっぷり聞けて、「NPOxITはどんな仕事なのか?」を知れる濃密なクロストークでした。参加者の方々の振り返りはこちらからどうぞ!

NPOxIT Meetupは毎月開催、リアルな場でNPOxITに興味のある方が集まれるMeetupです。ご興味のある方はぜひ次月、ご参加をお待ちしています!
https://www.meetup.com/ja-JP/TokyoNPOxIT/

次回開催:2017年1月26日 19:00 to 20:30
「#エンジニアがNPOに転職すると何が起­きる? NPOxITエンジニアが登壇! – 第11回定例NPOxIT Meetup – 情報共有・学び・交流会」
https://www.meetup.com/ja-JP/TokyoNPOxIT/events/236517803/

ライター:斎藤 百合恵

Web系エンジニアとして働きながら、地域型プロボノとしてNPOとITをつなげる活動に取り組む斎藤 百合恵さんプロボノ団体 横浜アクションプランナー(YAP) 事務局、NPOxIT Meetup 共同主催者、Code for Kohoku メンバー

Web系エンジニアとして働きながら、地域型プロボノとしてNPOとITをつなげる活動に取り組む。

ブログ:http://itforsocial.jp/
YAP:https://www.facebook.com/yap2010


 

NPOの現場でWebマーケティングに取り組む人同士が情報交換する「NPOための実践Webマーケティング勉強会」

以上、Web系エンジニアとして働きながら、地域型プロボノとしてNPOとITをつなげる活動に取り組む斎藤 百合恵さんに寄稿いただきました。また最後に、僕(加藤 たけし)の個人的な想いを少しだけ。

NPO×ITのテーマの中でも特に、NPOの現場でWebマーケティングに取り組んでいる人同士が情報交換する場の必要性も強く感じているため、そういう場もつくることができればと思い、取り組んでいる活動があります。それが「NPOための実践Webマーケティング勉強会」です。

インターネット上に様々な情報があるのですが、実際に現場で日々試行錯誤している方々にとっては、さらに踏み込んだオフレコな話も知りたいですよね。2014年末に立ち上がったこのコミュニティでは、定期的にそういった情報交換や勉強会を開催しています。

第4回NPOのWebマーケティング勉強会の集合写真4回目の開催となった「NPOのWebマーケティング勉強会」の集合写真(会場はNPO法人ETIC.のセミナールーム)

これまでに取り扱ったテーマはこんな感じ。

  • 「SmartNews Nonprofit Program」のテスト運用成果共有
  • Webマーケティングのモバイル最適化
  • マーケティング・オートメーション
  • 社会的インパクト評価を仕組み化する
  • Googleの中の人が語る! NPOのSEO
  • Google Ad Grantsで実現できたこと、これから目指していること
  • DRIVE流メディア運営
  • ファンドレイジングにつなげるブログ運営の裏側

NPOの現場にいらっしゃる方限定のクローズドなコミュニティですので、詳細はここには書けませんが、180名以上の方々にご参加いただいています。もしご興味をお持ちの方がいらっしゃれば、僕にお気軽にご相談ください!

■連絡先(以下ページの下の方に【連絡先】として記載しております)

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加藤たけしの経歴・プロフィール(週2官僚&週3地方公務員)デジタルマーケティングのコンサルタント。民間企業の週3正社員&文部科学省 大臣官房 広報戦略アドバイザー(非常勤国家公務員)の官×民 複業中。子育て、夫婦、働き方、政治・行政、NPO、社会課題解決などのテーマで妻 @AkaneSato とメディア運営してます。慶應SFC卒/1歳児の父/育休7カ月/准認定ファンドレイザー...

<「NPOための実践Webマーケティング勉強会」の詳細>
NPOの現場でWebマーケティングに取り組む人が集う「NPOための実践Webマーケティング勉強会」

そして改めて、思っていることを。寄稿いただいたイベントレポートの最後の方にも書かれていますが、ビジネスセクターとソーシャルセクターの垣根を越えて活躍する人がもっと増えるといいなぁと思っています。

妻の茜(@AkaneSato)もこう書いてますし、僕たち夫婦は2人でトライセクターでより活躍できるよう、日々頑張っているつもりです。

政府にしか解決できない課題は年々減っており、民間や個人が関わり、解決する課題が増えてきていると感じます。また、グローバル化等でビジネスが複雑化し、企業間の競争も激化しているために、必要とされる人材の幅も広がっています。

企業、政府、非営利組織の境界は年々曖昧になってきており、持続的な発展のためには全てのセクターでの知見を集結させることが必要になってきているのだと思います。

企業、政治・行政、非営利組織の垣根を超えて活躍するトライセクター・リーダー(Tri-sector Leader)とは? より

ビジネスとしては引き続きループスで、NPOとしてはソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京)やETIC.で。また個人としても、妻の茜の専門分野とも関わりながら、セクターを越えて価値を出していけるよう、これからも引き続き頑張ります。

皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします!

<NPOのWebマーケティングに関して>

以下は以前登壇したNPOサマースクールの講演スライドです。微力ではありますが、できる範囲でNPOの方々のお力になれればと思っていますので、何かあればいつでもお声がけください。

NPOサマースクール 公開用資料

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インターネット、マーケティング、テクノロジー、コミュニティデザイン、NPO、地域活性、海外、新しい働き方などのテーマにおいて、加藤たけし&佐藤茜( @AkaneSato )の夫婦2人で情報発信しています。

更新情報は以下からもぜひ。


最後になりますが、この記事の内容に共感していただけた場合は、Facebook、Twitter、Google+、はてブ等でお知り合いの方に共有いただけると嬉しいです!

これからもできる範囲で記事執筆を頑張りますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

ABOUT ME
加藤 たけし
デジタルマーケティングのコンサルタント。民間企業の週3正社員&文部科学省 大臣官房 広報戦略アドバイザー(非常勤国家公務員)の官×民 複業中。慶應SFC卒。1歳児の父。育休7カ月。准認定ファンドレイザー。座右の銘:「ひとりじゃできないこと、みんなでやる。」より詳細なプロフィールや連絡先はこちら ↓
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