このブログも、夫婦二人で運営しだしてもう7年経ちます。意外と長いですね。
ブログ以外でも、夫とは一緒に仕事をしたり、プライベートでも息子含めて一緒にでかけたりすることが多いです。
こうして公私ともに夫と一緒に活動する機会がたくさん作れているのは、お互いの考えや価値観がよく共有できているのが大きいのかなぁと。
例えば、「夫婦未来会議」と称して、定期的に将来について話す機会を持つようにしています。これについては2015年に「未来を変えるプロジェクト」で取材していただきました。
夫婦のパートナーシップ関連の本などを読みながら、自分たちなりにいいと思うやり方を模索してきたのですが、最近はこの「夫婦の価値観のすり合わせ」が気軽にできるサービスが増えてきているように感じます。
今回は、そういった夫婦で価値観をすり合わせる時に便利なサービスをまとめて紹介したいと思います!
もくじ
結婚前にパートナーの価値観を確認できる「ふたり会議」

最初にご紹介するのは、結婚前にWEBで気軽にパートナーの価値観が確認できる「ふたり会議」。
「子どもは欲しい?」「結婚して名字は変えたい?」といった質問に答えていくだけで、夫婦の理想の結婚生活についてすり合わせができるというシンプルなサービスです。
「これは結婚前にあったらぜひ使いたかった!」と思わせられました。私たち夫婦の場合は、時間をかけて話し合う中で価値観のすり合わせができていったと思うのですが、これがあったらもっと早くいまのような関係性がつくれていたかもしれません。
忙しくてなかなか時間が取れない、真面目に話をするのは今さら恥ずかしい、自分の考えを言語化するのが苦手なパートナーがいる……といったカップルに特にピッタリだと思います。
このサービスを運営しているあつたゆかさんは、パートナーを大切にしたい人同士のコミュニティ「スキ活サロン」や、パートナーへの愛をオープンに語る「のろけBAR」などの活動もしています。企業で正社員をしながら、個人としてこれらを手掛けているのがすごいですね。今後も注目です。
【夫婦会議ツール】夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」

次にご紹介する「世帯経営ノート」はWEBではなく紙のサービス。夫婦で話し合う時に使える、書き込み式のノートブックです。
ビジョン、家事、子育て、仕事、お金、住まい、セックス、自由時間、美容と健康、人間関係の10のテーマが設定されていて、質問に答えることで夫婦の対話をスムーズに進めることができます。交換日記のように使ったりもできますね。
このノートをつくっているLogistaは、ご夫婦で経営している会社です。ご自身たちがお子さんの誕生後、離婚の危機を経験したことがきっかけで、この事業を始めたとのこと。なので「世帯経営ノート」は夫婦のパートナーシップの中でも特に「産後」に焦点が当てられているんですね。
子どもができてから、忙しくなったり、子育てに関する価値観の違いがでてきたりして、関係性が変わってしまう夫婦は多いです。妊娠中は赤ちゃんのお世話に関する準備で大変かもしれませんが、こういったノートを見ながら産後の夫婦関係の変化について考えてみるのはいかがでしょうか。
いまちょうど、このノートが当たるキャンペーンを開催しているそうです。ご興味のある方はぜひ。
(こちら2019/11/12[火]までなので、欲しい方はお急ぎください〜)
https://twitter.com/3522navi/status/1189398572589973505
夫婦関係のモヤモヤや悩みを相談できるコーチングサービス「tellme」

最近、オンラインでのコーチングサービスが増えているような気がするのですが、夫婦関係に関するコーチングサービスも出てきています。例えば、夫婦関係のモヤモヤや悩みを相談できる「tellme」。
上で紹介したふたり会議と世帯経営ノートよりも、悩みや課題が深まっている場合に使えそうなサービスです。1人でも2人一緒でも利用できるとのこと。
海外の映画やドラマを見ていると、夫婦でカウンセラーに相談しているシーン(マリッジカウンセリング)が出てくることがあります。日本でも今後、夫婦で第三者に自分たちの関係について相談する機会が増えていくかもしれないですね。
私はいまのところ利用したことはないのですが、何かあった時にこういうサービスに頼れると知っておくだけで安心感があるのではないでしょうか。
また、こちらは夫婦関係ではないのですが、仕事と家庭の両立のモヤモヤを相談できる「tLip」。
子育て中のパパママで、仕事と家庭の両立に悩んでいる方は多いはず。このテーマに関するお悩み解消サービスも、今後ニーズが高まりそうです。
今後、ますます重要になる夫婦のパートナーシップ
人生100年時代の生き方を描いてベストセラーになった「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」にも、今後、パートナーとの関係がより重要になるという話が出てきました。

寿命が伸びると、人生に占めるパートナーと過ごす時間の割合が今より大幅に増えるのではないでしょうか。また、会社や地域などのコミュニティへの帰属意識が薄れる中で、相対的に夫婦や家族といったコミュニティの重要度は増していきます。
今後、夫婦でいい関係をつくれているかどうかは、人生の充実度にますます影響していきそうです。
いまはまだ数少ない夫婦のパートナーシップ改善関連サービスですが、今後はもっと増えていくと思っています。ここで紹介したサービスも、もっと多くの方に使われていくといいですね。
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