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日本で初めてのEvernoteの大規模カンファレンス「Evernote Days 2014 Tokyo」【イベントレポート】

Evernote Days 2014 Tokyo 

過去から現在、未来へとつながっていく 「記憶の未来」を考える2日間

 
日本で初めてのEvernoteの大規模カンファレンス「Evernote Days 2014 Tokyo」が7月11日、12日の2日間にわたって日本科学未来館で開催されました。カンファレンスのテーマは「記憶の未来」。特設サイトには以下のように表現されています。

Evernote で仕事をよりスマートに、生活をもっと豊かに。

デジタル化や技術の進化とともに、 情報や記憶もより豊かなものになり、
日常生活や仕事のしかたも変化していきます。

過去から現在、未来へとつながっていく 「記憶の未来」を考える2日間。
ユーザのみなさんと共に創り上げるイベントです。

 
僕自身は2009年12月25日(クリスマスだったとは!)からEvernoteを使い始め、2011年5月1日にアップグレードしてプレミアム会員になってます。Evernote歴は4年半以上、プレミアム会員としても3年以上。茜( @AkaneSato )と結婚してからは、夫婦間の情報共有もEvernoteが中心になりました。

 
そんな僕としては、日本で初めての開催となるEvernoteの大規模カンファレンス「Evernote Days 2014 Tokyo」、参加しないわけにはいきません。残念ながら2日目の一般向けセッションは参加できなかったのですが、初日のビジネス向けセッションには参加できたので、その様子を簡単にまとめたいと思います。

<「Evernote Days 2014 Tokyo」特設サイト>
https://evernote.com/intl/jp/evernotedays/

 
 

シリコンバレーで大人気!「お~いお茶」とIT企業が作る未来

 
「シリコンバレーで大人気!「お~いお茶」とIT企業が作る未来」伊藤園 角野 賢一 氏 
Google、Yahoo、Facebook、Twitter、LinkedIn、Quora、そしてEvernoteなど、サンフランシスコ〜シリコンバレーに拠点を構える名だたる企業のオフィスで、「お〜いお茶」が親しまれていることをご存じでしょうか。この ”お〜いお茶人気” の仕掛人といわれる伊藤園の角野 賢一 氏が『シリコンバレーで大人気!「お~いお茶」とIT企業が作る未来』と題したセッションでは、非常に興味深いお話をお聞きすることができました。

Google、Yahoo、Facebook、Twitter、LinkedIn、Quora、そしてEvernoteなど、サンフランシスコ〜シリコンバレーに拠点を構える名だたる企業名が並びます 
僕は2012年、妻がサンフランシスコで働いていた時に1週間だけ現地を訪問し、「お〜いお茶」の浸透度合いを実感することはできたのですが、こうしてスタートアップ企業へのアプローチ方法を具体的に聞いたのは今回が初めて。この話を聞いた今、またサンフランシスコ・シリコンバレーに行きたくなりました。

<参考記事>

【インタビュー】お〜いお茶から学ぶメイドインジャパンの海外展開
http://blog.btrax.com/jp/2013/06/11/itoen/

【サンフランシスコ滞在レポート】
Apple、Facebook、Google、そしてスタンフォード大などシリコンバレーの名所めぐり
http://atcafe-media.com/2013/01/12/san_francisco_report6/

 
 

EvernoteとSalesforceのコラボが生み出す次世代の働き方

 
EvernoteとSalesforceのコラボが生み出す次世代の働き方

続いて参加したのは「EvernoteとSalesforceのコラボが生み出す次世代の働き方」というセッションです。株式会社セールスフォース・ドットコムの寺本 裕一 氏が登壇され、ビジネスにおける情報連携のあり方を解説。構造化されたビジネスデータはSalesforce、構造化できない情報はEvernoteを活用することによって「いつものツールが会社の資産になる」というスタイルを語ってくれました。
 
 

米Evernoteの若きVP代田 常浩 氏が語る「シリコンバレー流ビジネスキャリアの作り方」

 
スタンフォード大学MBAを卒業後、米Evernote CEO Phil Libin(フィル・リービン)の付き人として世界中を回ってきた代田 常浩 氏について知ることができたのは、個人的には今回の「Evernote Days 2014 Tokyo」最大の収穫でした。

この7月からは若くしてVPに抜擢され、10名弱いる米Evernoteのマネジメントボードの一員として活躍している代田 氏、恥ずかしながら僕は全く存じ上げなかったので…苦笑

米Evernoteの若きVP代田 常浩 氏が語る「シリコンバレー流ビジネスキャリアの作り方」 
ただ、「代田 常浩」と名前で検索してみてもほとんどヒットする情報がない(今回のカンファレンス関連以外でいえば、以下記事くらいでしょうか)ので、実際そこまで知られていないのかもしれません。Evernoteの日本法人を統括するGM 井上 健 氏のモデレートで進行したセッションは、非常に興味深いものでした。

<参考記事>
【Evernote Trunk Conference訪問記】
いま最も勢いのあるIT企業、Evernoteの秘密に迫る
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1209/06/news115.html

 
米Evernoteの若きVP代田 常浩 氏、同世代で活躍しているビジネスパーソンとして、今後さらに注目していきたいと思います。
 
 

日本で初めてのEvernoteの大規模カンファレンス「Evernote Days 2014 Tokyo」

 
ということで、本当に簡単にではありますが、日本で初めてのEvernoteの大規模カンファレンス「Evernote Days 2014 Tokyo」初日に参加してきた感想をまとめてみました。Evernote Businessの普及やエコシステムの今後、教育現場での活用、生産性向上の可能性などについては、これからも引き続き考えていく予定です。もちろん、ひとりのプレミアム会員としても使い続けますし。

日本で初めてのEvernoteの大規模カンファレンス「Evernote Days 2014 Tokyo」
 
あと、僕は残念ながら参加できなかったのですが、2日目の基調講演はMITメディアラボの副所長を務める石井 裕 氏!行きたかったなぁ。

<参考記事>
MIT石井裕教授が提言。「ICT敗戦国」日本を生きるクリエーターに必要な2つのこと ~EVERNOTE DAYS 2014レポート
http://engineer.typemag.jp/article/mit-ishii-evernotedays

 
石井 裕 氏といえば、今回の「Evernote Days 2014 Tokyo」の直前、「MIT Media Lab @ Tokyo 2014」のレポート記事もアップされてました。MITメディアラボの所長を務める伊藤 穰一 氏、そしてパティ・マース氏やスプツニ子!氏をはじめとする豪華メンバーが集結したカンファレンスのレポート記事も、よろしければあわせてご覧ください。

(石井裕氏、スプツニ子!氏にもこのツイートを見つけていただきました。RTいただきありがとうございます!)
 
 
この記事の最後になりますが、今回の「Evernote Days 2014 Tokyo」に参加して改めて実感したのは、Evernoteが多くの人に受け入れられているサービスであり、愛されている企業だということです。もちろん、まだまだ使いづらい部分もありますし、一般ユーザーにとってのハードルが下がる要素は多々あるかと思うのですが、人生をより豊かなものにしてくれるサービスとして、僕はこれからもEvernoteを使っていこうと思います。

まずは夫婦でのEvernote活用、頑張ります(笑)
 
 
<今回の記事と近いテーマのブログ記事>

サンフランシスコ・シリコンバレーで感じた「未来」

企業、政府、非営利組織の垣根を超えて活躍するトライセクター・リーダーとは?

トライ&エラーを繰り返してきた欧米メディア企業4社の先進的な取り組み

「社外同期」を持つということ
〜企業の垣根を壊した次世代新人研修「シェア研修」は次のステップへ

「働き方と組織の未来」ゲストスピーカーとして登壇させていただきました

 
 

インターネット、マーケティング、テクノロジー、コミュニティデザイン、NPO、地域活性、海外、新しい働き方などのテーマにおいて、加藤たけし&佐藤茜( @AkaneSato )の夫婦2人で情報発信しています。更新情報は以下からもぜひ。
 

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ABOUT ME
加藤 たけし
デジタルマーケティングのコンサルタント。民間企業の週3正社員&文部科学省 大臣官房 広報戦略アドバイザー(非常勤国家公務員)の官×民 複業中。慶應SFC卒。1歳児の父。育休7カ月。准認定ファンドレイザー。座右の銘:「ひとりじゃできないこと、みんなでやる。」より詳細なプロフィールや連絡先はこちら ↓
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