サンフランシスコ生まれのチョコレート「TCHO(チョー)」
サンフランシスコのお土産といえば、ギラデリのチョコレートが有名ですよね。でも実は、他にもサンフランシスコ生まれのチョコレートがあるんです。特にテック・スタートアップ系の方におすすめのチョコレートなので、少し詳しくご紹介したいと思います。
そのチョコレートのブランド名はTCHO。「Technology meets CHOcolate」から来ている名前で、「チョー」と発音するそうです。
サイトはこちら。始めはネットでのみ販売していたそうですが、今はサンフランシスコのスーパーなどでも買えます。
http://www.tcho.com/
「TCHO」のチョコレートはテック・スタートアップ系の方におすすめ
TCHOは、NASAのスペースシャトルの技術者だったTimothy Childsと、チョコレート業界で45年以上の経験を持つKarl Bittongが2005年に設立。現在はWIRED誌の共同設立者だったLouis RossettoがCEOをしています。
TCHOにはなんと、Joiこと伊藤穰一さんも出資しているそうです。
こちらはJoiさんのブログ。「非インターネット関連のものに僕が投資するのは珍しいが、TCHOはその一つ」とおっしゃっていますね。
参考:秘密のチョコレート工場TCHOから、ベータ版が到着- Joi Ito’s Web
チョコの味ですが、甘さ控えめで香りもよくとても美味しいと思います。パートナーのカカオ豆農家と密接に関わりながらチョコレートを作り上げていっているとのことで、クオリティ高いです。
パッケージのデザインにもこだわっていて、アステカ民族などの間でカカオ豆が貨幣として使われていた事にちなんで、紙幣っぽいデザインになったとか。詳しくはこちらの映像にまとまっています。
TCHOのチョコレート工場見学ツアーも開催中
また、サンフランシスコのPier 17にあるTCHOの工場では、予約制で無料の工場見学ツアーも開催しています。私が行った日は残念ながら工場は休みだったのですが、工場に併設されたカフェとショップは営業していました。
カフェでホット・チョコレートを購入。美味しかったです。
アーティストとコラボレーションして作られたパッケージデザイン。
サンフランシスコ/シリコンバレーに行かれる方に、ちょっとおしゃれなお土産としてTCHOのチョコレート、おすすめです。
夫のたけしも、会社へのお土産として買っていました。
2018年2月、日本の江崎グリコ株式会社がTCHOを買収したそうです。びっくり!日本でもぜひTCHOのチョコ、販売してくれるといいですね。
米国のチョコレート製造販売会社TCHO Ventures, Inc.の買収に最終合意 | 【公式】グリコ
<この記事をお読みになった方へのオススメ書籍>
WIRED VOL.12は「コーヒーとチョコレート」特集!Blue Bottle Coffee(ブルーボトル・コーヒー)が「コーヒー界のアップル」と呼ばれるまでになったその背景や魅力、そしてTCHO(チョー)やSight Glass Coffee(サイトグラス・コーヒー)など、コーヒーとチョコを“ハック”した6つのスタートアップが紹介されてます。
詳細→ http://wired.jp/magazine/