早いもので、2010年度も終わってしまいました。
今日から2011年度。
東北地方太平洋沖地震から間もなく1ヶ月を迎えるにあたって、
局面を避難・復旧から復興へ転換していかなければいけませんよね。
僕自身も、東京にいながらできる中長期的な被災地支援の形を
引き続き考えていきたいと思っています。
さて、年度の変わり目ということもあり、2010年度のことを振り返っている中で、
ご報告をできていなかった大切なことがあることに気がつきました。
祝!この1年間でリーラボにご参加いただいた皆さんの力で海外に図書館が建ちます!
http://take1204.blog7.fc2.com/blog-entry-583.html
このブログの最後の方に
上記2周年記念企画以降に寄付していただいたお金もあるので、それらも合わせて
Room to Read(ルーム・トゥ・リード)にお送りさせていただきます。
手続きを完了したらまた、ご報告させていただきますね。
今回は取り急ぎのご報告ですみません。
と書いていたのですが、そのご報告がずっとできていなかったので・・・
本当に申し訳ありません。
この場を借りて、ご報告をさせていただきます。
40万円集めれば、ラオス・カンボジア・インド・ネパールなどに
図書室を1つ開設できると聞いた僕たちは、2009年6月以来、
リーラボで継続的にRoom to Readへの寄付金を集めてきました。
(正確には、40万円で1つではなく、4,000ドルで1つです)
参考:Room to Readに関する詳細はこちらをご覧ください。
ルーム・トゥ・リード – Room to Read –
http://www.roomtoread.jp/
恵まれている僕ら日本人にとって、40万円は決して大きな額ではありません。
無理をすれば、今すぐにでも寄付できるでしょう。

でも、きっとそれでは意味がない。
一人ひとりの本に対する想いが少しずつ集まり、大きな輪となる。
読書朝食会を開催する毎に少しずつお金を集めさせていただき、
結果として、40万円という額になればいいな。
そんな想いのもと、小さなアクションが少しずつ積み上がっていきました。

そしてこちらが、Room to Readからお送りいただいた領収書です。
経理機能は本部のサンフランシスコにあるため、全て英語なので、
要点だけご紹介させていただきます。

読書朝食会”Reading-Lab”の文字が見えますね。
隠しているのは僕の住所です。
ご了承ください(笑)
肝心の寄付総額がいくらになったのかというと・・・

合計656,000円!
この額は、送金手続き当時の相場で8,000ドル。
図書室2つ分です!
ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
この656,000円をもって、リーラボとしてのRoom to Readへの寄付金集めは
一度終了とさせていただきます。
Room to Readには図書室プログラム以外にも様々な支援の形が用意されていますし、
これからも引き続き、それぞれができるやり方で関わっていければと考えています。
寄付するプロジェクトを選ぶ | ルーム・トゥ・リード – Room to Read –
http://www.roomtoread.jp/get-involved/adopt-a-project
リーラボとしての図書室プログラムへの寄付金集め、
今思い返してみても、本当に多くの方々にご協力いただきました。
どんなに感謝しても感謝しきれません。
朝7時から開催されるリーラボで、募金箱を持ちながら寄付を募ってくださった主催者の方々。
休日のリーラボ後に行った食事で、「おつりは寄付に使ってください」と渡してくれた方々。
一つひとつは本当に小さなアクションだったかもしれませんが、
正に塵も積もればです。
結果として、これだけ大きな流れになったこと、とても嬉しく思っています。
皆さん、本当にありがとうございました。
そして、こうしたアクションは、続けていってこそ意味がある。
そのことを改めて、今回の東北関東大震災で強く実感しました。
できる人ができることをできるだけ。
そのアクションにいかに継続性を持たせられるか、これがとても大切だと思っています。
ひとりじゃできないこと、みんなでやる。
これからも、強く意識して日々を過ごしていきたいです。
最後に参考情報として、リーラボ運営メンバーの一人である入谷くん( @irritantis )の記事が、
今回の震災でも非常に大きな力を発揮したので、ここで共有させていただきます。
どこに寄付をしたら、どこにお金が行くのか
http://irritantis.info/archives/652
加藤たけし&佐藤茜(@AkaneSato)夫婦2人の情報発信
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